レゲエニュース CH7(チャンネル7)

2004年から2007年まで、レッドホットなレゲエニュースをピックアップしていたch7。

vol.170-172
「ジャマイカのバレンタインデー」




もうすぐ2月14日。2月14日といえば、そうです、バレンタインデー。賛否両論あるこの日ですが、今回のCH 7ではジャマイカのバレンタイン事情について書いてみたいと思います。 せっかくなんで、そもそもバレンタインデーって何で始まったのかってとこから。時は3世紀の270年頃(っていうと、今から1740年くらい前)、場所はヨーロッパのローマ。そのころローマでは皇帝の命令で結婚禁止令みたいな法律があったようです。(結婚した若い衆たちが、奥さんや家族と離れるのを拒んで、戦争に行きたがらなくなってしまうのを防ぐために施行されたらしい)で、そんなご時世の中、登場したのがバレンタイン司祭。

バレンタインデーの名前の由来はこの「バレンタイン司祭」からきていたのでした。彼はローマ皇帝の命令に反抗して、こっそりと若い衆たちを結婚させていたようなのです。が、やはり秘密はバレるものらしい。怒った皇帝は彼を処刑してしまったそうなのでした。その彼が殉教した日が2月14日だったために、ローマカトリック教会はバレンタイン司教を追悼する宗教上の行事を行う日を聖バレンタインデー、2月14日と定めたそうです。

その後、時代の流れとともにこの聖バレンタインデーの意味も移り変わり、現在のような意味合いを持つようになっていったのでした。結構脱線しちゃってすいません。ジャマイカのバレンタイン事情。レゲエ王国ジャマイカでもバレンタインデーはあるようです。カードを渡したり、プレゼントを交換したり…、小耳に挟んだ話では、なんとチョコレートを渡したりする人もいるようです。ただ、日本のように女の子から男の子へチョコやプレゼントを渡して告白する、という文化ではないらしく、男女互いにプレゼントなどを交換するのが主流とか…。とりあえず、ジャマイカでもPeace & Loveの日であることは変わりないようですね。
<2006.2.13〜><text:Caspa>





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